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研修・体験学習

TRAINING

海外視察・研修

タイの医療と看護を学ぶ大学生研修プログラム

名桜大学の学生を対象に、タイのNGO活動を通して、タイの地域密着型の医療と健康管理体制を学ぶことを目的としたプログラムです。PLCは研修の通訳・コーディネーターとして参加しています。
依頼元:名桜大学人間健康学部看護学科

2021年のプログラム

一つのテーマに沿った7日間にわたるオンライン海外研修を実施。国際看護学を学ぶ2、3年生合計8名が参加しました。渡航ができなくても、できる限り現地を感じてもらうために、レクチャー、動画、ワークショップ、そして医療従事者やHIV陽性者/LGBTsの皆さんに対するインタビュー、学生同士の交流をオンラインでチャレンジ。タイのコロナ渦での医療機関や従事者の対策、行動力、努力、智慧、工夫、ネットワーキングなどに日本にはない、タイの農村地域の強さを感じたようです。また、マイノリティとして社会から差別や偏見を持たれている人たちの現状を学び、直接対話しながら「誰でもマイノリティの部分は持っている」「自分たちは当事者ではないという意識こそを見直す必要がある」と大きな気づきがあったようです。
実施:2021年9月1日~9月9日

2019年のプログラム

県立病院、郡病院、地域病院、バンコクの私立病院訪問に加え、地域の保健ボランティアさんの活動や、HIV陽性者やラオスからの移民労働者の当事者の皆さんのサポートを行うタイNGOの活動も視察・参加しました。昨年から注目のプログラムとなっているのが、LGBTQIの皆さんとの交流(本音トーク)、そして、薬物依存症の人の支援をする団体訪問。LGBTQIの前向きな姿と、進んでいると思っていたタイでもまだ整備されていない法律や社会制度。薬物依存症の当事者自身もスタッフとなって自分や同じ状況の人を支援する取り組みなど、看護学生には驚くことことばかり。「薬物依存症の人は、犯罪者である前に、患者です」との職員の言葉。看護学生がはっと我に返る瞬間でした。
実施日:2019年9月1日~9月10日

2018年のプログラム

日本から16名の看護学生の皆さんが参加。HIV陽性者支援や移民労働者支援の内容を知ることからは、自分たちの社会の在り方を考える機会となりました。今、日本でもホットイシューとなっているLGBTsのテーマも取り上げ、タイのLGBTsの皆さんとの本音トーク交流会も設定しました。「性別は関係なく、人として接すればいい」 参加学生が出したそんなシンプルな答えが、よりよい日本社会を創っていく重要な鍵となるでしょう。
実施:2018年9月2日~9月9日