新刊のご紹介、と言っても、PLCが書いたものではなく元JVCタイ(日本国際ボランティアセンター)で今は居酒屋店主の松尾康範さんの著書です。新著『居酒屋おやじがタイで平和を考える』がコモンズから7月に出版されました。

出版社の前書きを引用すると、「国際協力NGOのメンバーとしてタイで活動したのち、ホンモノの酒と食べ物を提供する居酒屋を経営する著者が、30年間の経験と多くの人びとの交流に基づき軽妙なタッチで描く、地べたからの平和論。身土不二の世界が平和を創る!」という内容になっています。

私も早速手に取って読んでみました。2017年のアジア農民交流センター(AFEC)が実施したタイでの交流の旅をなぞるように、かつて松尾さんがNGO活動してきた軌跡と、食卓の向こう側にある農村の様子がタイの農民の視点から綴られていて、ぐんぐん読み進められます。1時間くらいであっという間に読破してしまいました。なぜ国際協力と居酒屋??一見、接点のなさそうな両者の結びつきも読み進めていけば「あぁなるほど」と納得。タイトルにもある「平和」はなんだか壮大なことに思えるけれど、本当に一人一人の手にかかっているんだなということが沁みてきました。本を読み終えるとひとつの旅を終えた感じがして、なんとも心地よい気持ちになります。(本文中、チラッとだけPLCも出てきます)

そんな新著はPLCからもお買い求めいただけます。ご希望の方はお問い合わせよりご連絡ください。(税抜き価格でご提供+送料はご負担ください。)

■書籍情報■ 居酒屋おやじがタイで平和を考える|松尾康範|四六判/192ページ/本体1600円+税/ISBN978-86187-153-5 C0030

松尾さんは今は神奈川県は横須賀の久里浜にある居酒屋「百年の杜」の店主として活躍されています。PLCもタイ人の日本での交流プログラムをコーディネートしていますが、タイ人からのリクエストで「百年の杜」にお邪魔することもしばしば。オルタナティブな暮らしをつくる活動をしているタイの人たちにとって、「百年の杜」はちょっとした有名店です。お店を訪れると、偶然にもタイの方たちがいるかもしれません。

■松尾康範さんの居酒屋「百年の杜」