「タイのNGO活動や農村開発の現場を実際にこの目で見てみたいのですが…」、「卒業論文で温暖化の農業への影響についてタイの農家にインタビューしたいのですが…」。タイに留学している日本の大学生や、国際協力を学んでいる大学生からこうした問い合わせをいただきます。
タイの現地NGOに直接問い合わせても、慣れないタイ語や英語でうまくコミュニケーションが取れないこともあるでしょう。タイのNGOも日常の活動がある中で、さまざまな問い合わせのすべてに応える余裕はありません。
本や講義で「東北タイは貧しい」といったことを学んだことがあるかもしれません。でも、実際に東北タイを訪れ農家と触れ合う機会がないままに、教わったことを世界の真実だと鵜呑みにして論文を書いてしまう。もし自分が逆の立場でそのように書かれる対象だとしたらどうでしょうか。行ったこともない地域・会ったこともない誰かのことを知った気にならず、その目で見て話を聞いて「常識」を疑って、タイの本当の姿をあなたの言葉で伝えてほしいと私たちは願っています。
PLCではこうしたご希望すべてにお応えできるわけではありませんが、「学びたい」と純粋で真摯な気持ちを持ってタイに関わってくれる学生の皆さんの力になれたらと考えています。
内容によっては経費をご負担いただく場合もありますが、せっかくタイに出会った機会です。単なる観光だけではない、直接触れることでしか分からないタイの本当の姿をご紹介できるよう、ご希望を伺いながら可能な範囲で現場訪問の機会を作れるよう協力します。ご要望は「お問い合わせ」から送信してください。
■2017年夏2つのスタディツアーが開催されます。
「知って、見て、体験する国際協力スタディツアー」8月19日~26日
「フード・セキュリティーを考えるスタディツアー」9月16日~20日
明治大学政治経済学部の末永ゼミナールの者です。
私たちは開発経済学を勉強しており、タイを中心に研究を進めています。2018年の8月24日から30日にかけてゼミ合宿としてタイに行こうと思っています。その際にバンコクだけでなく東北部の農村地の見学も計画しています。しかし東北部につてがなく、案内や提案をして頂ける団体を探しており貴団体に連絡するに至りました。
お手伝い頂けるようでしたら、返答をお願い致します。